松山の顔である一番町の大街道入口の横に永らく養生塀に囲まれた旧ラフォーレが閉店したのが平成20年1月でした。
その2年後の平成21年12月議会で、当時、私は都市企業委員会に所属していてラフォーレの立替後の新建物への基本設計費用の4,700万円のうちの3,210万円を国と市で補助する議案が上程されました。
当時はまだまだ不景気な時代で、私が「一番危惧しているのは、こういう景気の状況の中で、例えば計画が延期とか中止になったら、この補助金はどうなるのか。その場合の対応はどうするのか。」と質しました。
その時、担当部長からは、「必ず実施します」と云ったことを覚えていますが、あれから4年、やっぱり動き出した。
アベノミクスが要因なのか? 建設の工程、規模などの詳細は上記の画像見て下さい。
上記の画像は、次に新しい建物のパース図と若者のファッションの中心だった懐かしい在りし日の「ラフォーレ」です。
約半世紀ぶりに国で定める「離島」の指定基準が見直され、今月17日より新たに「興居島(人口1,279人・H22年度国勢調査)」が離島指定されました。
今回香川県の小豆島ほか3島も追加指定され指定離島は259島になるそうです。
離島指定により、地域のハード整備支援や各種ソフト支援が受けられるなど、メリットのある改正離島振興法の適応が受けられます。
今後、この法に係る財政支援も受けやすくなり、ほとんどの島が人口減少に悩むなか、基準緩和は多くの島に良策を生むきっかけとなると思います。
そして今回、離島指定されたことにより様々な助成が8月より適応されます。
①定期船を利用して島外へ通勤・通学されている方の定期運賃を補助します。
通勤定期:40%補助 通学定期:45%補助
但し自己負担が2500円/月以下の方は対象外
※お問合せ先 坂の上のまちづくりチーム TEL948-6816
②市が実施する保健事業に参加するときの汽船運賃の助成
○1歳6ヶ月児童健診 ○子どものための歯科相談
○3歳児健康検査 ○なかよし教室
○はじめてのママのための教室 ○赤ちゃん相談
○はじめてのパパ・ママのための教室
※お問合せ先 健康づくり推進課 TEL911-1810
③介護保険施設へ入所(ショートも含む)するときの汽船運賃の補助
興居島にお住まいで要介護認定を受けている人が、定期航路を利用してショートステイや小規模多機能型居宅介護、施設サービスを利用した場合、支払った旅客運賃・料金やフェリー航送料の実費について支給します。
※お問合せ先 介護保険課 TEL948-6885
6月14日の市議会での一般質問で、「フェイスブックを利用して、
若い世代へ情報発信すること」について、2点提案しました。
1つが、「選挙情報フェイスブックの立ち上げ」で、2点目が「若い子育て世代への身近な情報の発信について」でした。
「選挙情報フェイスブックの立ち上げ」については、今回の提案の理由として、国政選挙に於ける若い世代の投票率の低さであります。
昨年末に行われた衆議院選挙では、全国の投票率59.3%に対して20歳代の投票率は、37.9%、また愛媛1区の最終投票率は58.1%に対して20歳代は34.0%と20歳代の投票率の低さは他の世代と比べて顕著でありました。
また本年4月に改正公職選挙法が成立し、7月の参議院通常選挙からインターネットを使った選挙運動が解禁されます。
今回の改正の目的の1つに、特に若い世代に選挙に関心を持って頂こう、そして投票に行ってもらおうと云うことが挙げられます。
今回の改正の結果、選挙期間中も候補者や政党がインターネットを使って直接、有権者に発信するようになり、今まで選挙に関心が低かった若い世代もそれらの情報に触れやすくなります。
しかも、昨年9月のある出版会社の調査に依りますと、フェイスブックを利用している割合は、20歳代で55%と高い利用率が出ています。
そこで、若い世代がフェイスブックを多く使っていると云うことで、若い世代に向けた情報発信のツールとして選挙情報を発信してはどうかと提案しました。
そして今回、選挙管理員会の素早い対応で、参議院選挙投票日の1ヶ月前の21日に四国初の松山市選挙管理委員会からのフェイスブックが開設されました。
今回、選管管理委員会では、学生の投票率向上のために期日前投票所を市内の松山大学構内にも設置するとのこと。
今回のフェイスブック立ち上げと連動すれば大きな効果があるのではと期待しています。
2017年に開催が決定しているえひめ国体は、昭和28年に四国4県で共同開催して以来、64年ぶり、初の単独開催となるものです。
県民総参加のもと、地域をあげて選手や観客をもてなすなど、全国から訪れる人々との交流を通した地域の活性化を期待しています。
今回の国体の愛称・スローガンが決定し、愛称は、「愛顔(えがお)」に愛媛を代表するオレンジを、「え」にスローガンとも合う爽やかなブルーをアクセントに使用し、スローガンは、愛称のベースとなった書体を採用して、統一感を持たせています。
また、えひめ国体マスコットのみきゃんです。
何にでも前向きで、スポーツが大好きなみきゃんが、えひめ国体を一緒に盛り上げます。
小学校の通学路の危険箇所対策を進めている松山市は1月22日、松山市ホームページ上で小学校別の対策箇所マップの公開を始めました。
今回点検した市立小学校の50校のうち、道路拡幅や歩道整備などハード面の対策が必要な291カ所の場所や現状、対策を示しています。
野志克仁市長が発表し、「安心して生活できる環境整備を目指し、できるだけ早く対応したい」と話しました。
皆さんの地元の通学路危険箇所の確認をしてみてください。
しかし、これで万全かな? 今後加害者であるドライバーの目から見た危険箇所の洗い出しも必要ではないかと思いました。
その後市民から『自分の家の敷地の標高は、何メートルですか?』と言う問い合わせが増えているとのことで、松山市では1月1日より市民要望に応えるために「松山市標高マップシステム」を市ホームページ上で運用を開始しました。
この『松山市標高マップシステム』は、市内を5メートル四方の升目状に区切り、地図をクリックするとその地点の標高を表示されます。
自宅や避難ルートを一目で確認できるよう、標高が高い地点はオレンジ、低い地点は水色に色分けし、避難所などの情報も掲載しています。また、任意の地点の標高を表示することができます。
上記画像では、私の家付近の標高を検索しました。標高4.0Mでした。
市民税、固定資産税などの地方税の納付については、これまで市役所の窓口または銀行、郵便局、農協などの金融機関しかできませんでした。
また金融機関の窓口は、基本的に平日の午後3時までしか空いていないうえに、順番待ちなどで手続に時間がかかることから、例えば共働き世帯などの方々から、納税したくても金融窓口のあいている時間帯はなかなか都合がつかないといった声を、多くの市民からありました。
そこで今回、松山市では、納税システムの整備を進め、「公金収納トータルサービス推進事業」の一環として、今年4月から、介護保険料、保育料、上下水道料金などについて、また来年4月から、国民健康保険料、市民税、固定資産税などについて、市内のコンビニエンスストアでの支払いが出来るようになります。
支払いが出来るコンビニは、全国ネットのサークルKやファミリーマート、ローソンなどです。
本年4月以降は、土、日曜はもちろん24時間利用できますので、会社の帰りや休日にも納めることができ、手続にかかる待ち時間なども金融機関と比べると短く、便利さを感じて頂けると思います。
市民にとって、従来の金融機関への納付に加えて、新しく納付の選択肢が増え、利便性の向上に繋がると思います。
但し、コンビニ納付については便利になる分、1件について50円(予定)の手数料がかかります。
コンビニ納付については、四国内のいくつかの都市で、上下水道料金や軽自動車税の支払いについて導入されていますが、本市のように多くの項目について、コンビニ納付が導入されるのは、四国で初めてです。
このコンビニ納付については、平成16年3月に、市議会で初めて我が公明党会派の議員が提案をし、その後毎年の新年度予算要望にも入れて、これまで実現に向けて粘り強い訴えをしていました。