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28日付けの公明新聞に、4月から興居島でスタートした「過疎地有償運送」について、紹介記事が掲載されました。
興居島では、「ごごしまふれあいタクシー」との呼称で既に島民275人が登録、ボランティアドライバーも8人が登録しています。
今回の「ごごしまふれあいタクシー」のスタートについては、地区社協や受け皿団体である済生会ディサービスセンターごごしま、ボランティアドライバー、利用者のそれぞれの関係者の皆さまの「なんとかせないかん」との思いが実ったものであると思います。
そして、今回の事業は単なる生活の足の確保といった交通政策に留まらず、過疎の島しょ部では、住民への福祉政策としてこれからも守っていかなければと思います。
27日清水議長に代わり、上京し東京都千代田区の全国都市会館にて開催された石油基地防災対策都市議会協議会の総会に出席しました。(会長は市原市議会)
協議会員は全国で50市あり、四国で5市、そのうち愛媛県では松山市、今治市、東温市が出席していました。
総会のなかで、資源エネルギー庁の石油精製備蓄課の浅野課長補佐より、「石油の緊急時供給体制強化に向けた取組」と題して講演がありました。
特に地震災害時などの緊急時の軽油、A重油などの貯蔵量について、自治体、病院、通信金融機関などの社会インフラ施設については、最低3日以上の備蓄が必要との指摘、さらに貯蔵したA重油や軽油については、2~3年の貯蔵で品質劣化が起こる、その場合、発電機などにどのような影響があるのか検証が必要との話があり、大いに参考になりました。
衆院選、県議選などで中断していました党員会が本日からスタートしました。
久しぶりに大勢の党員さんに集って頂きありがたく、感謝であります。
そこで「得する」の本日のメインテーマは、既に25日から始まっているプレミアム付商品券についてでした。
12,000円の商品券が1万円で1人で4枚まで申し込みが出来て、〆切りは6月10日です。党員有志による本券についての詳細な説明に、党員の皆さんも熱心に聞いて頂きました。
私の方からは、10月に各人に届く「マイナンバー」の説明、活用の意義などと、そして「得する」2段目として、松山市独自の「住マイル・リフォーム事業」を説明しました。
これは、個人の住宅のリフォーム代金の1割(上限30万+α)を補助するもので、昨年度もありましたが、今年度は毎日受付(土日祝除く)で大幅に簡素化されていることもお話ししました。
25日16時から松山大学で「共通教育特殊講義 共生社会論」の講師への依頼を受けて、市議会の市民福祉委員会所属の6議員が参加しました。(1議員は所用で欠席)
事前に学長名での委嘱状も届いており、私もしっかり予習もして、友人からもアドバイスも受け、満を持して出席させて頂きました。
そもそも今回の講師への依頼は、先月末に松山大学法学部の甲斐朋香准教授から私に電話があり、市民福祉委員会の皆さまに1人ずつ電話をして、講師にきて頂けるようお願いしていると伺いました。
折角の参加要望ですので、ぜひ議会の市民福祉委員会でまとめて出席の確認をさせて頂きますとお伝えし、議会事務局を通じて委員会所属議員に出欠の確認をさせていただき、本日を迎えました。
テーマが「市議会議員が見る、松山市の障がい福祉の現状と課題」と云う内容で、具体的には細かな制度論や学術的なお話よりも、議員ならではの体験に基づいたお話を中心にして頂きたいとありました。
初めなぜ法学部の准教授の授業で「障がい福祉」なのか?と疑問でしたが、事前のお話で、それぞれの差異と多様性が尊重される「共生社会」の実現に必要な障がいの特性について、基礎的な知識を、様々な分野の従事者からお伺いすることが目的と伺い、また他の日に、聴覚障害や精神保健福祉、レインボープライドなど多分野の障がいに関する支援者や従事者の方も講師に迎えていると伺い、我々の責任の重さも痛感しました。
いざ授業では、市議ひとりひとりが順番に、持ち時間内で
市議に聞く!その① 「市議としてどのような活動を行っていますか?」
市議に聞く!その② 「松山市の現在の障がい者福祉について?」
について、話をさせて頂きました。
市議会としてもこういった場所や目的で、議員が講師をすることは過去には例がないと伺いました。
また現在、議会改革の一環で、議員が各地域に赴いて議会の内容を報告する制度の検討をしていますが、当に今回の講師依頼は、我々議員にとっても、議会にとってもありがたい機会と思います。
既に地元大学と自治体の連携強化が進むなかで、来年から予想される投票年齢の18歳への引き下げ、更に長年の課題である、若者の政治への関心を高めて頂くためにも、市議によるこういった若者に直接訴えられる機会を増やしていかなければと感じました。
24日午前、公明党三津支部の恒例活動であります「まちかど遊説」を宮前校区の2カ所で行いました。
昨年末の総選挙、今春の県議選などの影響で、党員さんとの「まちかど遊説」は自粛していましたが、今月からまた毎月の「まちかど遊説」を始めます。
この「まちかど遊説」の特徴は、地域の党員さんと市議が一緒になって遊説をすることです。
先ず私が話して、続いて党員さん3名が順番で語りかけます。 おおよそ1カ所で30分程度、2カ所で1時間ちょっとの遊説ですが、ポイントは何を語るかです。
その時々の旬な話題、地域の話題などタイムリーな内容に心がけています。
私が議員になった14年前には多くの議員さんが取り組んでいましたが、今では私と吉冨市議さんの所属支部だけかな? 今後の他支部での復活を望みます。
持続こそ力です。
党員の皆さまと一緒に汗をかいてマイクを握って語るって連帯感出来るんです。 何よりもそこで語ることで、また聞くことで様々な政策などについて理解が深まることですね。
そして通行中の方から手を振って頂けると嬉しいものです。
全く無駄が無い「まちかど遊説」来月は、味生校区の予定です。
16日午前、奥道後ホテル内で、第45回奥道後皐月展のオープニング式典があり、議長の代理で出席させて頂きました。
主催は、愛媛皐月(サツキ)協会で、古い歴史があるあるこの展覧会は、今回で45回を数えています。予定では園内の展示会場での式典でしたが、あいにくの雨で、急遽ホテル内にて行われました。そして式典では、後援を頂いている県内28団体を代表し、祝辞も述べさせて頂きました。テープカットの後、雨が上がった展示会場にて多くの作品を拝見させて頂きました。
会場には丹精込めて育て上げた見事な皐月が数多く展示されていました。
古い皐月だと樹齢が50年にもなると聞いてびっくり、親子2代で育てている皐月もあるとか、本当に熱心な方々の逸品揃いでした。
この展示会は、本日から来月6月7日までとなっています。
期間中、皐月の即売会(意外と安い)、初心者向けの講習会も毎日曜ごとにあると伺いました。
ぜひ、作品を観て頂ければその素晴らしさが、奥の深さがきっと分かると思います。
上記の画像は左から
【式典で祝辞を述べました】
【展示会場の入り口】
【目にとまった作品・立派です】
【緑色は葉ではなく、なんと花です】
【一本の幹から何種類もの色の花が咲く】
興居島での、「ごごしまふれあいタクシー」の新事業が4月1日からスタートし、約1ヶ月を経過した段階で現地に赴き、事業の進捗状況や利用状況やそして課題などを伺いました。
興居島では、唯一の島民の足でったタクシー事業者が3年前に廃業し、公共交通機関の空白地域となっていた興居島で、島民のボランティア運転手が島民らを有償運送する新たな事業が、島民の大きな期待のなかスタートしました。
しかし今回の「過疎地有償運送」の新事業開始までには様々な問題があり、実現が危ぶまれた時期もありましたが、市や地元社会福祉協議会、そして事業の要になる済生会ディサービスセンターごごしまのご協力もあり今回実現しました。県内では、八幡浜市日土地区に続き2例目ですが島しょ部では、珍しいと伺いました。
興居島は人口約1,100人、高齢化率6割で、今回の新制度では、登録制で島民や家族らが島内で利用できます。そして年会費1,800円(家族2人目以降200円)。 利用料金は1人1回500円、2人利用だと同300円、3人以上は同200円、小学生未満は無料となっています。 利用の前日に予約とることが必要になり、利用時間は午前8時30分から午後5時です。
運営主体である「済生会ディサービスセンターごごしま」で伺ったところ、8人のボランティア運転手も確保され、4月1ヶ月で利用者延べ92人、1日当たりの平均利用者は4.4人で、由良にある診療所と2つの港への往復が大半を占めていて、出足は好調と伺いました。
私は、平成22年春、興居島の何人かの島民から、「高齢のご婦人が買い物に行くために3キロも離れた店舗まで重い荷物を持って歩いて行っている」、また「今まで夫が車で港まで送ってくれていたが夫も高齢で運転できなくなった、どうやって病院に行けばいいのか」などの苦情を頂きました。
そこで何とかしなければと、平成22年6月議会、同25年6月議会、そして26年3月議会に於いて、興居島地域に於いて新制度である「過疎地有償運送」を利用して、島民の足の確保を何度も訴えてきただけに、嬉しく思います。
私は、今回の興居島での新事業は、単に交通政策の拡充ではなく、島民の健康と生活を守るための福祉施策だと思います。
今後とも島民がより利用しやすい「過疎地有償運送」を目指して頑張りたいと思います。
上記画像は左から
【ごごしまふれあいタクシー」の新事業のパンフレット】
【陸運局の登録番号のプレートを貼ればボランティアが運転する車は軽四でも可】
近年、局地的な豪雨や台風などの自然災害が頻発し、地域防災力の強化が課題となるなか、消防団の重要性が改めて注目を集めています。
また記憶に新しい東日本大震災では、団員みずからが被災者であるにもかかわらず、救援活動に身を投じ、大きな役割を果たしましたが、その一方で、住民の避難誘導や水門の閉鎖などで198人の消防団員が殉職し、命がけの職務であることが全国的にも知られました。
そのよう中、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律、いわゆる消防団支援法が成立し、消防団を将来にわたり地域防災力の中核として欠くことのできない代替性のない存在と定義し、地域防災のかなめの存在である消防団員の処遇改善や装備の充実を規定したものです。
私は消防団支援法に基づき、平成26年3月議会の代表質問で、本市の消防団員の処遇改善、及び団員の生命を守るための装備の充実について質問いたしました。
その結果、本年4月から、出動に係る費用弁償について、これまで4時間未満3,000円、4時間以上3,300円が上限でしたが、8時間以上の災害の防御活動のため出動した場合について、国が示す交付税単価である7,000円を支給することを追加し、長時間の災害対応を行う団員に対する処遇の改善が行われました。
また、消防団員の装備に於いては、共に全国初となる取り組みが発表されました。
先ず、災害応急活動支援システム「多助」が、夏頃を目処に、消防団員の個人所有のスマホにアプリがダウンロードされ、使用方法の講習会などを行うとのことです。
この「多助」は、一般財団法人・消防科学総合センターと日立の共同開発で、現在松山市で実証実験が行われています。
このアプリで、緊急時の全隊員へのメールでの一斉指令伝達が可能で、また災害状況の画像の送信、GPS情報での位置情報の発信、スマホ同士での音声通話(トランシーバー機能)などの多くの機能を持たせた優れもののアプリです。
現在、スマホだけでなく、従来のガラケーでも利用出来る機能を増やすための開発研究中とのことです。
2つめは、松山市内にある帝人株式会社が開発した難燃素材「アミラド繊維」を使用した消防団員向けのハッピを松山市消防局と共同開発し、年内に全消防団員に配布する予定です。
従来の綿100%のハッピとの燃焼実験結果は、上記の画像にあります。
より難燃性の高いハッピを着用することで消防団員の安全性が高まることを期待しています。
上記画像は左から
【アプリ「多助」をスマホにインストールし、実演中】
【難燃素材を使用したハッピをきてみました】
【難燃素材「アミラド繊維」のパンフレット、燃焼マネキンテスト結果掲載】