「~バスをMOT利用してもらうために、バスをMOT便利に~(MOT=MatsuyamaOmnibusTownの略)」とのテーマで、10月16日午後、愛媛県県民文化会館で全国オムニバスサミットが開催され、私も出席しました。
そもそもオムニバスタウンとは、乗合バスの語源で「何のご用にでも役立つ」と云う意味があり、人・まち・環境に優しいバスを活かし、快適な交通や生活の実現を目指すまちとして、現在で13の都市が、国から指定を受けています。
また今回のサミットは、オムニバスタウンに指定されている13都市や全国の自治体、バス事業者、市民のみなさまが参加して、バスを活かしたまちづくりについて活発な議論を行い、バスの活用化策などを全国に情報発信する集いになります。
松山市は、平成17年3月に国のオムニバスタウンの指定を受けて、その事業計画に沿って、ICカードや低公害車両、パーク・アンド・バスライド、公共車両優先システム、またハイグレードバス停、幹線道路の立体交差への改良など 、国、県、バス事業者など多くの関係者のご協力で、バスを活かした快適なまちづくりを進めています。
ノンステップバスの普及率などは、全国平均25%を大きく上回る45%と確実に進めており、私も利用者から好評であると伺っています。
しかし課題も多く本市の調査では、市民が通勤通学に利用する公共交通機関(電車バスなど)の利用率は僅か7%であり、本市でも底打ちしたバス利用者の減少を今後はいかに伸ばしていくかがポイントになると感じました。
上記写真は左から
【会場前の広場に並んだ松山市内を走っている各種バスの展示】
【最新鋭の小型ノンステップバス】
【見てるだけで楽しくなるアンパンマンバス】
【主催者を代表して挨拶をする中村時広松山市長】
【基調講演をされた 高橋洋二日本大学教授】
【子どもが描いた「乗ってみたい未来のバス」で最優秀を獲得した市内小学校生徒の絵画】