25日午前、6月補正予算について、市議会常任委員会の都市企業委員会が開催され、議題に上がっている関連事項について質疑を行いました。
私は、下記の5項目に関して、理事者に質問、要望を行いました。
①放置自転車対策事業(1,027万円)に関して
・4月から行われている放置自転車の撤去作業のに関しては、商店街の道が大変きれいになったと云う良い評判の一方で、不便になって客が減ったと云う意見もあるとのこと。
平均300~400台の放置自転車が約50台程度になった。
その結果、大変利用者が少なかった市の公営駐輪場の利用者が300台程度まで増えているとのことでした。
②三津の「渡船」 運航事業費(1,200万円)に関して
・要望として、三津浜及び港山の乗降桟橋に関して、手摺りが無く、利用者のなかの特に高齢者から、急な階段で滑りそうであるという苦情が多く寄せられているが、今回の新造船の建造に際して、何らかの対策は出来ないかと、要望を発言しました。
③港湾施設維持管理事業「清掃船」の新造(3,000万円)について
・現在稼働している清掃船は、昭和63年建造であるため、今年度新船を建造するとのこと。三津浜内港を年間120日程度清掃している。民間委託で行っており、1日約3立方程度のゴミが回収されているとのこと。
④鉄道・バス利用実態調査事業(緊急雇用創出分)(1,815万)について
・国費全額補助であるが、これらの調査で得られた貴重なデータをどのように活用するのか聞きました。総合交通課長の答弁として、今後のまちづくりに必要な、将来のバス路線、鉄道路線の検討資料として活用するとのこと。
今回のように大きな規模のデータ収集は初めてとのことでした。
⑤公園緑地一般管理事業(386万円)に関して
・先日の民放の放送で、現在整備中の城山公園について、いつ頃、どのような公園が出来るのか多くの市民は知らない。市にとって大きな事業だけに、市民の注目していることを考えると、大きな掲示板などを設置して、車の中からでも分かるような設備をすべきではないかと質しました。これに対して、公園緑地課長から検討するとの答弁がありました。
・秋頃から部分的に完成したところから市民に開放するとのことであるが、全体の完成が、ある程度目処が経った段階で、完成イベントの実施を考えてはいないのかと質したところ、予定はしているが、詳細は未定との答弁でした。
上記写真は左から
【委員会での質疑の状況】
【③の渡船と乗降階段の状況】
【⑤の、城山公園の東口付近、通行止めの看板だけしか設置されていない】
議員として最後の一般質問を行いました
2021/12/03
市民の方から頂いていた要望や市政の課題などについて
自己最長の53分にわたり訴えることが出来ました。
下記が事前に提出する通告書の内容です。
今後、今回の質問の内容に対しての理事者の答弁の内容についてもお知らせして参ります。
【質問通告書】 一括方式質問 所要時間53分
1.新型コロナ感染「第6波」への備えなどについて問う
(1)11月末時点の本市のワクチン接種率及び全国平均との対比をについて、また、接種希望者への接種がほぼ完了したと判断するのか。
(2)3回目のワクチン接種などについて
①3回目の接種は、どのような手順になるのか。
②3回目の接種について、市民への広報啓発はどのようにするのか。
③1回目の接種のように、3回目接種の予約時にネット予約は可能か
④1回目の接種予約時に電話予約等で混乱が生じたが、今回は対策をとるのか。
⑤3回目の接種について、2回目接種後8カ月とも6カ月とも言われ情報が混乱しているが、本市はどのようにするのか。
⑥前回、職域接種を受けた市民は、3回目も同様に職域接種を受けることが可能なのか。
⑦ワクチンの「交互接種」ではなく、同種ワクチンを接種する方法について
⑧ワクチン接種後の転入で「接種歴なし」と扱われた場合の対応について
⑨一度も接種していない人への喚起及び接種について
⑩5歳から11歳へのワクチン接種について
⑪新型コロナ回復後の後遺症及びワクチン接種による副反応について
2.地域の活性化に必要なノウハウや人脈を持つ人材の募集について
「地域プロジェクトマネージャー」を採用することについて
3.市有施設への不審者対策における防犯器具について
(1)不審者対策における防犯器具の現状について
①本市の施設で窓口業務を行う場所や、学校、保育園などに、どのような防犯器具がどのくらい常備されているのか。
②不測の事態に備えた訓練の頻度はどのくらいか。
③過去に不審者の侵入などの事案は何件ぐらい起きたのか。
(2)防犯器具「ネットランチャー」を新たに常備することについて、考えを問う。
4.改正木材利用促進法について
(1)今回の法律改正を受けて、「松山市公共建築物における木材の利用の促進に関する方針」を新たな方針に変更するのか。
(2)本市において平成22年度以降に新築、建て替えした公共建築物のうち、木建築物の件数及びその概要について
(3)新法で設けられた木材利用に関する普及啓発や企業などとの協定制度について、本市としてどのように取り組む考えなのか。
5.来年度施行の「プラスチック資源循環促進法」について
(1)新法の施行による本市への影響について促進法」について
(2)プラスチックごみ削減に関してどのように広報や啓発を行うのか。
(3)家庭からのプラスチックごみの一括回収に関する本市の取組について
6.本年施行された「70歳就業法」について
(1)66歳以上でも働ける県内企業の状況について
(2)改正法について理解の低い事業主等への意識啓発や理解を深めていくことについて
7.3歳児健診の視覚検査に屈折検査 を導入することによる弱視の早期発見について
(1)本市の3歳児健診の視覚検査及びその結果について
(2)3歳児健診の視覚検査に屈折検査を導入すべきと考えるが、本市の見解を問う。
8.災害時の車中泊避難について
(1)本市の災害時の車中泊避難の考え方について
(2)災害時に安全に車中避難できる公共施設などの周知について
(3)医療用弾性ストッキングの備蓄と車中泊避難者への配布について
(4)車中泊避難の訓練の実施について
(5)市民への広報啓発について
9.買物弱者といわれる市民への支援について
(1)本市も「宅配ガイドブック」を作成してはどうか。ついて
(2)移動販売について
①本市での移動販売の実態について
②自治体、民間企業が知恵を出し合って、買物弱者への支援が必要ではないか。
10.島しょ部の生活インフラの維持について
(1)伊予銀行中島支店の撤退について
①銀行の撤退に関して事前の相談はあったのか。また、住民からの苦情はあったのか。さらに、撤退に関し、どのような対応をしたのか。
②いま注目されている移動式ATM車を利用してサービスの継続はできないのか。
③「金融難民」を出さないために、行政として、支店維持に向け努力すべきと考えるが見解を問う。
(2)「ごごしまふれあいタクシー」の運営費のさらなる補助は出来ないのか。